今回ご紹介する絨毯は、大地のように、使う人の重心となって、何十年という時間を刻んできたものです。
絨毯に織り込まれた、小さな面と線の繰り返しの模様に近寄ってみてみると、それは細胞のようで、人の手が生み出した文化の歴史と記憶を感じます。そして、その模様の集合体は、離れてみたときには、まるで、時間や思いや喜怒哀楽全てが重みとなって生きる力を与えてくれるようです。
是非、近寄ったり、離れたりして見て、一枚に刻まれてきた時間を感じながら、これからの一日一日をどう生きるか、について改めて考えてみるのもよいかと思います。
今回、店内で絨毯とコラボレーションしてくれるのは、鎚起銅器職人大橋保隆さんの作品と草木や花たち。生きた細胞を感じる暮らしの道具をあわせてご覧ください。
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『永遠のアラベスク展』
8月11日(木祝)〜8月21日(日)
11:00-18:00
会期中無休
※8/13土、16火 のみ17:00まで
トルコから届いた少し古い絨毯をご紹介いたします。
絨毯に織り込まれた草花や蔓の模様は、永遠となって、人々の暮らしや心を楽園にしていきます。
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