縁あって、OTORの靴下がトリコラージュへ届きました。
モンゴルの春。 −40℃の厳しい気候から
動物達の命を守り抜いた柔らかく暖かい冬毛が、
その役目を終えて生え変わります。
遊牧民は一頭一頭、手作業で毛を集めていきます。
そんな貴重な毛を使った上質な靴下が、
足元を優しく包んでくれるでしょう。
OTOR-オトル-を通して、「自然のまま」という
贅沢を味わっていただくと共に、
モンゴルや自然と生きる遊牧民について
思いを馳せていただけたら幸いです。
と、ホームページに記されています。
このOTORというブランドを立ち上げた河内さんにモンゴルのお話をお聞きしました。
数年前に河内さんがモンゴルで撮って配信していた動画がとても興味深いです。
https://youtube.com/@user-rr7bc5hy7n?si=oB1djloxWvmJEOXB
私はモンゴルへ行ったことはありませんが、絨毯づくりの国と似ているような、きっと素敵な国なんだろうな、と想像しています。
モンゴルの大自然の恵みを含んだ靴下。
なんとも柔らかく履き心地の良い靴下です。
寒い日に冷えた体で湯船に浸かったときの、あの一瞬のからだ全体がブワ〜とする温度感のような、そんな場面を思い出します。(伝わるでしょうか。。)
これは靴下の裏側。
パイルになっているので、肌へのあたりがとっても優しいのですね。
足のうらで感じる幸福感
ウールってすごいんだな、を深く実感できる靴下です。
ー40℃の厳しい気候を耐え抜いた毛。
それだけでも説得力が高めですね。
絨毯に使用するウールと靴下ではまた違いますが、やはり、厳しい環境のなかで育つ羊の毛はたくましく強くそして、本物の本当の優しさがあるのだなと。
30ミクロン以上の太い毛が入っているとチクチク感を感じる、とのことですが、OTORの靴下は、モンゴルの靴下工場で、何度も何度も細い毛を取り出す工程を経て靴下にしていきます。
ですが、はて、30ミクロンって実際どれくらい?と調べてみたら、
1μm(マイクロメートル=ミクロン)は、100万分の1m=1000分の1mm
30ミクロンは0.03ミリ
包装用には厚さ0.015ミリくらいから0.2ミリくらい
髪の毛の太さが0.1ミリ前後、紙幣の厚さが約0.09ミリ
と、ミクロンの世界もすごいなと思うわけで。
それを感じる人の感覚もやはりすごいな、と。
私の肌は、そんなミクロン的世界を感じ取れる機能を持っていたのか!と。
植物や道具でも自然のものに触れていると、感覚がワイルドな方向にあってくるなぁと思っているのですが、足の裏ってその感覚をキャッチするのに、結構敏感にできているのではないか?とこの靴下を履いて感じました。
寒いからといって、タイツを履いて靴下をその上から履く、というスタイルも定番かもしれませんが、できたら素足で履いてもらうといいなと思います。
履いた瞬間の感動と、繰り返し履いてわかるウールの良さと。
何度履いても、その度に「いいわ〜〜」と思うものです。
OTORの靴下を履いて過ごす時間、自分の肌感覚を大事にしようと思えました。
消耗品ではなく寵愛品
きっと、穴があくまでは2年くらいかかるのではないか、と思えるほどの質感があります。
毛玉は当たり前に摩擦によってふわりと生まれてきますが、それはちょこちょこ手入れするとして。
とても長く愛用できる靴下ですね。
もし穴が空いたらダーニング、という方法でリメイクするのも楽しみの一つ。
OTORの公式HPでもダーニングのご紹介をされています。
そちらも、ぜひご覧ください。
https://otor.jp/darning/
素材は、ウールとキャメルとヤクの3種類。
デザインは、THICK / RIB / STHICH の3種類。
そうそう、ミトン手袋も届きました!
足の裏と同様、手のひらがじんわりします。
→ミトンは残り1点となりました(2024年1月12日現在)
店舗・オンラインショップ、どちらでも販売しております。
贈り物に最適ですが、ぜひ、一足お使いいただいてみると良いかと思います。
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トリコラージュ tricollage
〒951-8116 新潟市中央区東中通1番町86-21
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平 日 13:00-20:00
土日祝 10:00-18:00
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